シンプルライフとは取捨選択を突き詰めていくこと、ではないか。
ドキュメンタリー映画「365日のシンプルライフ」をみました。
モノはあふれてるけど、心はからっぽ。
青年が荷物の全てをトランクルームに預けて、
何もない部屋の中、裸で生活を開始するところから始まる。
トランクルームから持ち出せる荷物は1日1つだけ。
雪が積もる外、ゴミ箱の新聞紙を拾って腰周りを隠しつつ、
夜の街をトランクルームまで走って、最初に主人公が最初に取り出したのは、
パンツでもなく、コート!
次に、靴、ブランケット、ジーンズ、シャツ、ネックウォーマー、
マットレス、靴下、ズボン下・・・(パンツは?)
朝起きてモノのない部屋で、幸せだという。
「生活に必要なモノは100個くらい、次の100個は生活を楽しむため、
所有とは責任であり、モノは重荷になる。
どんな重荷を背負うかは自分で決める。
人生はモノでできていない。」
最後のセリフが印象に残っています。
ホテルで生活する時の平均的なモノの数は150個程度、
家で生活する時の平均的なモノの数は1000〜1500程度(1人あたり)、
といわれているそうです。
何を取捨選択できるのか、考えさせられます。