旅するように生きてゆく

羅針盤は「自由」。飄々と、淡々と。

ドラゴンの背に乗って歴史を旅する

「テメレア戦記」を読みました。

 

あらすじ

ナポレオンが快進撃を続けていた時代。
イギリス海軍のキャプテンとして活躍していた主人公ローレンスが、
フランス船を拿捕した際にドラゴンの卵を見つけたことから彼の人生が一変する。
ドラゴンに選ばれてしまった彼は、幼竜テメレアの担い手となり、空軍へ転属。
歴史ありSFあり、世界を飛び回る冒険が始まります。

 

感想

戦記、というだけあって、ほんっと戦ってばっかりです。

理想主義者の竜、テメレアに引っ張り回されて、
実家を勘当され、婚約者にふられ、
空軍へ転属してイチからまたキャリアをやり直し、
反逆罪で国外追放にあったり・・
人生が(悪い方へ)二転三転していく主人公には、
かわいそうすぎる・・のひとことに尽きます。

現在日本語では6巻まで刊行されており、全9巻とのことなので、
主人公の人生がこれから上向いていくことを願って、
次巻の刊行を楽しみに待ちたいと思います。

 

テメレア戦記〈1〉気高き王家の翼

テメレア戦記〈1〉気高き王家の翼